11月13日(水)・23日(土)、「幸福の小径」に設置している彫刻作品11体のメンテナンスを、美術館職員と協力員(ボランティアスタッフ)の数名で行いました!
野外彫刻は汚れやすく、雨や風、紫外線にさらされ経年劣化が進みます。作品を美しい状態に維持し、長期的に保存するため、当館では定期的にメンテナンスを行っています。
作業にあたっては、作品本来の良さや持ち味を保全するとともに、環境に影響のない洗剤などを使用。
作業の前に、調書で記録した内容を全員で確認します。
全体にブラシをかけ、ホコリや虫の巣などを取り除きます。
水をかけ、撥水の状態を確認後、作品の形状に合わせて、ブラシやスポンジを使い分け洗います。水で洗い流し、洗浄前と撥水の状態を比較。最後に布で拭き上げて完了です。
きれいになった彫刻たちは気持ち良さそうで、なんだか誇らしげにも見えます。
秋深まる季節、幸福の小径で彫刻を鑑賞しながらゆっくり散策をお楽しみください。